今回は2歳〜3歳の子どもにおすすめおもちゃをご紹介します!
2歳〜3歳ってどういう時期?

2歳児は運動能力がより発達し、活発に体を動かすことで様々な刺激を受け取り成長していく時期です。そして動き回った結果、問題(高い場所に行けない・不安定で危ないなど)にぶつかったり、出会った人とコミュニケーションを学んだり、どんな世界があるのかを知ることで想像力が育まれます。言語能力も成長し、2語文〜3語文を使って親や友達と言葉のやり取りができるようになります。また、周囲で起こる関係性を理解し始め、“ボタンを押すからおもちゃが飛び出る”などの認知機能も育まれていきます。
これらの発達をサポートするために、問題解決能力や想像力・創造力、社会性の発達を促せるおもちゃがあると興味を持ってくれるかもしれません。具体的にどのようなものが良いか見ていきましょう!
おすすめおもちゃ
積み木

子どもが自由に積み立てたり形を作ったりできる積み木は、色や形・大きさなどの違いを学びながら、空間認識能力も刺激されます。頭の中で描いた世界を積み木で自由に表現してもらいましょう!指先の使い方の向上にももちろん繋がりますよ。
パズル
集中力や問題解決能力を鍛えてくれるパズルは、まずピースの少ないものをチョイスしましょう。ピースの形や絵を認識し、ここに来るはずだという論理的思考が鍛えられることで、問題を処理する練習になります。また、完成させることで達成感も得られます。

ごっこ遊び用おもちゃ

知っている言葉を繰り返したり、簡単な物語を聞いて内容を理解できるようになるこの時期は、ごっこ遊びも増えてきます。大好きな人形やお気に入りの武器をこどもと一緒に発見し、戦いごっこやおままごとで自由に気持ちを表現できるようにしてあげましょう。ごっこ遊びの相手が親や友達の場合、言葉遣いや行動を真似するなどして社会的なスキルが身につきます。
ストライダー、三輪車
外の世界にどんどん興味が湧くこの時期に、ストライダーや三輪車のプレゼントはいかがでしょうか?外に出るきっかけ作りとなれれば、バランス能力などの運動能力の発達だけではなく、自分でグングン進むことができるという自己肯定感が育まれます。

アスレチック系おもちゃ

アスレチック系のおもちゃや、公園での遊具遊びにも興味を示し、時に大人の力を借りながら色々な種目にチャレンジしていきます。高くて届かない・滑ってびっくりするなどの経験から、「抱っこしてもらおう」「ブレーキをかけてみよう」「こうやったら安全」と頭を働かせ、そのアスレチックを“攻略”する様子を見守ってみましょう!
まとめ
2〜3歳は、知的にも身体的にもグンと成長する時期。興味を持ったおもちゃは子どもの成長を楽しく育んでくれます。また、家の中のおもちゃ遊びを抜け出すことで公園の遊具などと出会い、生活環境にない「楽しさ」「危なさ」など未知の経験を得ることができます。「今、どんな力が伸びているのかな?」と思いを馳せながら子どもが遊ぶ姿を見守ったり、時に一緒に遊んであげたりしながら、我々大人も成長のお手伝いをしていきたいですね。